とても珍しい秋の味覚「チャーテ」って何?
地方の独特なおいしいお勧め野菜、それはずばり「チャーテ」です。聞きなれない人も多いと思いますが、これは西日本の鹿児島県と四国で食べられている野菜です。その中でも特に高知県で愛されているもので県民の秋の味覚の一つとなっています。
見た目はまさしく瓜そのもので別名「はやとうり」とも呼ばれていますが、高知では英語名のChayoteから来ているチャーテと言われることのほうが多いです。
この食材は見た目とは裏腹に栄養豊富で食物繊維とか鉄分、葉酸、パントテン酸などのほか以外にもカルシウムまで含まれています。
チャーテは高知県では一般的に酢味噌とあえて食べられることも多く、そのシャキッとしている歯ごたえと酢味噌の味がマッチしておいしいので酒のさかなにもピッタリで人気がある料理です。
他にもチャーテの食べ方はいろいろあります。この野菜は油ものとも相性がいいので、豚肉と一緒に炒めて食べるととてもおいしくごはんが進みます。
この「チャーテと豚肉の炒め物」の作り方ですが、材料はチャーテ一個、豚バラ肉5枚ぐらい、塩小さじ二分の一、醤油小さじ1、砂糖小さじ1、みりん小さじ二分の一、サラダ油です。まずチャーテを半分にして真ん中の種を取ります。好みの厚さに切るのですが、だいたい5~6ミリぐらいが一番チャーテの食感が楽しめるのでベストです。それからフライパンにサラダ油をひいてチャーテを炒めていきます。
チャーテに少し透明感が出てきたら豚バラ肉を入れてさらに炒め、豚肉の色が変わって来たら砂糖、しょうゆ、みりん、塩をいれて炒めます。全体に調味料をなじませて味見をしてよかったら出来上がりです。すごくおいしいですよ。
購入方法なのですが、この野菜は自生していることが多いものなので、スーパーで買うというよりも農家の方が直接販売している日曜市や最近人気のある産直市などで売っていることが大多数です。値段はだいたい100円前後で売られています。